和名:オンブバッタ
学名:Atractomorpha lata
大きさ:♂ 約 25 mm ♀ 約 42 mm
採集できる季節:
採集できる場所:奈良教育大学のビオトープで採集されました。
説明:写真は、幼生(ようせい:こども)です。背の低いくさはらに多く、♂が♀の背中(せなか)にのっていることがおおいので、この名がついた。単子葉(たんしよう)のイネ科の植物よりは、双子葉(そうしよう)のキクやスイレンなどの園芸植物(えんげいしょくぶつ)をたべます。

北海道(ほっかいどう)、本州(ほんしゅう)、四国(しこく)、九州(きゅうしゅう)でみつかります。

かたちの

とくちょう

  • みどり色から褐色(かっしょく:ちゃいろ)まで、いろいろな色があります。まれにピンク色がいます。
  • 成虫の翅の端は赤みがかっています。
  • 顔の側面(そくめん:よこ)と前胸側縁(ぜんきょうそくえん:むねのよこがわ)の下のはじに、イボ状のとげが、ならんでいます。
  • 眼と触角の距離が眼の長さと同じくらいです。
  • このバッタは、翅(はね)がながいわりに飛べません(とべない)。
さんこうに

した本

原色昆虫大図鑑III 北隆館

小学館の図鑑NEO昆虫 小学館

バッタ・コオロギ・キリギリス大図鑑 北海道大学出版会